どうしても外部からの刺激によって、ストレスが溜まってしまうことがあります。
ストレスを溜め込むと体も心も疲れてしまうため、癒しが欲しくなるのは当然のこと。
癒されることによって、心の状態は穏やかになっていきます。
人は何かに疲れたとき「癒されたい」と思うのです。
そのような想いでヘッドマイスターになる方は多いのではないでしょうか。
しかし、ヘッドマイスターの資格ってとても難しい?ヘッドマイスターの取得は厳しいと聞くけど合格率はどうなのと不安になりますよね。
これからヘッドマイスターを目指そうとしている方へ試験内容や対策について私の体験をもとに紹介していきますね。
ヘッドマイスターの合格率は厳しい?
ヘッドマイスターは「受からない」「厳しい」とよく聞きますよね。
一般社団法人ヘッドスパ協会を見ても合格率などは記載されていません。
私はヘッドマイスター認定講座7日目で開催される試験当日に試験を受けました。
受講者30名に対して3名が合格していました。
合格率は本当に「10%」の狭き門なんですね!
私は運がよく合格することが出来ました。
しかし、不合格となっても補講でスキルを磨き、試験に再チャレンジすることが出来ます。
ヘッドマイスター認定講座を受講終了した後は「卒業生」となります。
卒業生専用申し込みには以下の補講が記載されています。
(1)スキルチェック補講(未合格者)
未合格者の方で、試験までに自分の技術レベルを講師によるチェックが必要と判断される方のために開放させていただきます。
技術チェックを行い、必要なトレーニングをお伝えさせていただきます。
※あくまでチェックのための補講となりますので、練習をするためにこちらの補講を利用することはお断りさせていただきます。
(2)試験(未合格者)
10 分間の技術試験となります。試験結果は、LINE にて通知させていただきます。
その際、合格までに必要と思われるスキルもご通知させていただきますので、
(3)スキルチェック補講(合格者)
合格者の方向けの技術チェックを行わせていただきます。
合格後の技術向上、また必要に応じ、メニューアップのための施術も指導させていただきます。
(4)カウンセリングセミナー(合格者)オンライン
接客対応など、技術以外のサロン運営についてのセミナー
(5)開業ビジネス補講(全員)オンライン
開業を目指される方むけの、さまざまな質問に応えていくセミナー
(6)オンライン補講(未合格者)
技術の改善が長期にわたってみられない、また、何を練習したらいいかわからない といった方向けに、今までの技術練習を見直し、一からトレーニングをやり直すための講座です。
卒業生がスキルアップのために1か月に1回、無料で技術の講習が受けられます。
スキルアップ講習のほとんどがヘッドマイスター未合格者の方が多く、すぐ満席。
理由はヘッドマイスター認定講座の空いた時間で数名の講師の方が対応されているため、補講時間・補講人数も限られているからです。
私が受講していた期間、いつも講師の髪の毛が「ぐちゃぐちゃ」になっていました。
「何でだろう」と思っていたら講座開始前にスキルアップ講座の方の対応をされていたのですね。
不合格の後、試験に再度チャレンジすることが出来ます。
しかし、合格になりたいばかり何度も試験に挑んだとしても、結果は同じです。
合格するためだけにトレーニングをせずに受講される方は論外!
ヘッドマイスター認定講座中に講師の方々がお話しされていたことを身体で覚えて身に着けることで初めて「合格」出来る資格だと思います。
ヘッドマイスターの試験内容や対策も!
ヘッドマイスターの試験って一体どんな内容を実施するのか心配になりますよね。
ここでは試験内容と試験対策について紹介します。
試験内容は?
私がヘッドマイスター認定講座受講した直後の試験時間は15分でした。
未合格者の試験は10分ですが、手技が出来ていない時点で試験は終了となります。
21の手技の組み合わせは施術者に任せられており自由でした。
相手をどのような流れで施術したらスムーズであり心身ともほぐされるかと常に考えていました。
また、トレーニング中は集中力を身につけるために、施術中はさまざまな曲が流れていましたが、 試験中はとても癒しの曲が流れており集中出来たことを覚えています。
講師のタイマーが鳴ると途中であっても試験は終了となり、講師より特に習得出来ていない点のみフィードバックをします。
フィードバック後は7日間の講座が終了し、当日中に合否が出ます。
試験の評価項目は9項目ありました。
ほぐしの感覚がきちんと再現できていることはもちろん、
どの指にも統一されていることや左右差がなく十分にキープ出来ていることなど評価されます。
また、全体の流れや所作、プロとしてふるまいも評価されます。
ヘッドマイスターの試験対策は?
合格率が10%未満と言われる狭き門。
補講も受けてもなかなか合格しないという声もありますが、これからヘッドマイスター認定講座を受講される方、再度試験に挑まれる方へ
私がどのような試験対策を行ったのか紹介します。
①連続して7日間受講する。
私は朝~夜までかつ宿題も課せられ眠る以外は、ずっとヘッドのことばかり考えてました。
ヘッドスパ協会も連続して7日間受講することをおススメしています。
なぜなら時間が経過すると身体で覚えていないことはすぐに忘れます。
受講生の中に4日目から参加される方もいらっしゃいましたが、講義の内容はそのクールで実施している受講生の進み度により違います。
実際に後から参加された方は手技が分からず別枠でマンツーマン指導されていました。
しかし、その間も講義は進み遅れをとることになります。
②エアー練習をする。
目隠しをしてトレーニングの様子を動画で取り振り返る。
これは宿題に課せられました。頭ではなく身体が覚えていないと出来ません。
自分の動画を閲覧すると頭の大きさや角度が全く違う方向にあることが気づきます。
③自分の頭でトレーニングをする。
指の向きや角度、圧の加減など感じることが出来ます。
電車の中でも私は人目を気にせず、今でもイメージトレーニングをしています。
④マネキンでトレーニングをする。
私は中心を取られる時にマネキンをよく使っています。
受講している際にもマネキンに触る機会は頻回にありましたよね。
指→掌→腕→筋肉→脳にどれだけ伝達されている感じていますか?
⑤補講を受ける。
自己学習をしっかりした上で補講を受けると自分の上達度がわかります。
講師より不足なスキルや次回までトレーニング方法、試験に挑んでよいことなどアドバイスが
いただけます。
私はまだ補講を受けていませんが、補講を受けた仲間からよくアドバイスをもらいます。
ヘッドマイスターの合格率や試験内容や対策のまとめ
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ヘッドマイスターの合格率は厳しくと試験対策を行ったとしてヘッドマイスターは感覚のスキルです。
感覚のスキルが身についていないとどんなにトレーニングを行ったとして結果は同じです。
初めて自転車に乗る練習をした時のことを思い出してください。
幼少期は頭で理解するより、転倒し擦り傷が出来ても起き上がっては何度も練習したと思います。
何度も練習した結果、身体が覚えるようになり自然と大人の今でも自転車に乗っています。
ヘッドマイスターも同じです。
私は最初から「試験に合格する!」という考えで受講していませんでした。
受講期間中に講師がどのようなことを伝えたかったのか自分なりに理解しようと心掛け空いているすき間時間をこのトレーニングしてました。
マネキンを出していると子供が大泣きするので、自分の頭で何度も練習しました。
通学中は電車の中でイメージトレーニングをして帰宅後に記載したメモを便りに日々のトレーニングを積み重ねました。
わからないままも指や手の感覚を感じ始めました。
諦めず何度も繰り返しトレーニングをしていくことをおススメします。