頭皮から脳へと働きかけ頭をほぐし脳を癒すことで、人気となっているドライヘッドスパ!
今や脳疲労改善・美容などでさまざまな業界で絶大な人気となっていますよね。
ヘッドスパ協会のヘッドマイスターの資格は「受からない」「厳しい」と聞きます。
一般社団法人ヘッドスパ協会を見ても合格率などは記載されていません。
しかし、合格率は本当に「10%」の狭き門です。
ここでは、ヘッドマイスターの練習方法や実際講義で習ったことなどを振り返りながら紹介したいと思います。
ヘッドマイスターの道のりは厳しいの?
私は東京校のドライヘッドスパカレッジで認定講座7日間受講してきました。
7日間受講した内容などの詳細はこちらを是非読んで下さい。
講座の9割がスキル練習です。
受講生同士でペアになり施術を受けることがあります。
「きっとこの人は合格するだろう」と思う人でも不合格になってました。
講師から指導されることはあっても施術を受けることはありません。
受講期間中に「悟空のきもち」に施術を受けにいき自分のスキルを振り返る人もいました。
また、休憩中や講義終了後も受講生同士で確認したり、講師に質問したりと皆さん熱心です。
受講中は講師の質問に対して受講生の反応が悪いと講師も困るようで厳しいご指導いただくこともあります。
当たり前ですよね。
それだけ時間とお金を費やしていますから、講師も受講生も必死です。
さらには、合格率が本当に「10%」の狭き門ですから!
ここで私が言いたいのは講師の話されていることをいかに理解し自分に落とし込み愚直に練習に取り組むかだと思います。
ヘッドマイスターの練習は感覚の世界であり、職人のよう厳しい道のりです。
ヘッドマイスター合格のための練習方法
ヘッドマイスターになるためのゴールは自分が相手に伝えているものが自分でわかること。
つまり、受け手がほぐされてた(筋肉に負荷や重みが来た)と感じること。
ドライヘッドスパカレッジで講義の下記2点をトレーニングしてきました。
1.認識力を高めるためのトレーニング
2.身体が認識しやすくするためのトレーニング
今回は2のトレーニングの一部を私の解釈を交えて紹介します。
身体の中心を理解する
身体作りののトレーニングとなります。
自分の体幹の中心と相手の体幹の中心を捉えることが出来ると写真のように立つことが出来ます。
左右片足一本ずつずっと立つことが出来るかひたすら練習しました。
素足で実践することが一番脳に伝わりやすいです。
立つことが出来たら次はアイマスクをして立つことの練習。
人は視覚から入り神経に伝わり脳に行きます。
でも脳が覚えているあるいは身体が覚えていると視覚なくても中心を捉えて立つことが出来ます。
脳が理解しているかを感じとることが出来ます。
垂直の感覚を理解する
施術する際に使うのは3本(第2.3.4指)のみです。
自分と相手の指やが垂直になっているとマネキンは倒れることはありません。
毎回、指に接する感覚は常に一緒の状態であること。
マネキンが斜めであろうが指が垂直になっていると感覚は一緒です。
当然ですが、人の頭や骨格は皆さん、異なりますよね。
ヘッドマイスターは相手によって合わせる必要があります。
左右両手を交互に練習し出来たら、アイマスクをして練習することをおススメします。
視覚で脳が見えて感じとる部分とアイマスクをして見えないことで脳が感じ取る部分は異なることがわかります。
アイマスクはとても集中出来ますよ。試験中もアイマスクをして挑みました!
触覚作りのトレーニングとなります。
受け手に自分の正しいタッチを伝えるために指の状態を何度も記憶させました。
どこを触っても同じ再現が出来るように繰り返します。
指や手首などの関節に無理な負荷がかかっていない何度も確認して見てください。
人によって指の形や大きさ、関節可動域なども違うので写真のようになりませんので注意してね。
圧の方向を理解する
相手にマネキンをしっかり持ってもらい施術者は足で壁を蹴りながら圧を伝えています。
受け手の頭の筋肉をほぐすためには、頭皮に適度な負荷を加えていく必要があります。
受け手が心地よいと感じる圧の加え方をいろいろな方法でトレーニングしました。
受講生同士ペアになりこめかみを押し相手も感じ取ることが出来るのか話し合いました。
圧の違いは自分と受け手側の体感にも大きな違いが出てくるそうです。
肩が力んでいないか、関節が痛くないか、不自然な姿勢になっていないか、手指が安定しているかなど確認しました。
風船は圧の方向性と強さを確認するのにとても分かりやすいですね。
視覚で確認できたらアイマスクをしてもトレーニングしました。
アイマスクをすると全く違う方向に動いてしまうこともしばしばありました。
手指の作り方トレーニングとなります。
指の形が極端に変わってしまったり指の圧が均一でない、正しい圧の方向や強さなどがバラバラでわからない時に写真のように指を固定してみるのもよいでしょう。
ヘッドマイスターの練習方法を紹介!一発合格するまで厳しかったのまとめ
ヘッドマイスターの練習方法を一部紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
これからヘッドマイスターをやってみようと思う人、あるいはこれから試験に挑まれる方、ヘッドマイスターを取得された方に是非参考にしていただきたいと思い紹介しました。
言葉や文字だけではとても難しく、何度もスキル練習(経験を積む)することが重要です。
指や腕が、脳からの意識的な指令なしに自然と動いている状態が出来ているのならトレーニングのイメージはあっています。
他にも下記を記載してますので是非、読んでみてください。