はたらく細胞で子供の教育に良い?キャラで受験勉強法とは?

はたらく細胞で子供の教育に良い?キャラで受験勉強法とは? コミック

身体のことを覚えたり考えたりする上で今や『はたらく細胞』はとても人気ですよね。

学校や進学塾の教材として活用されているところも多く「はたらく細胞」は公共施設でもポスターなどでよく見かけますよね。

しかし、はたらく細胞は「子供の教育にどのように良いのか?」反応などが気になるところ!

ここでは子供の反応は医療関係者の反応や細胞たちのキャラクターで覚える受験勉強方法について紹介します。

 

はたらく細胞は子供の教育に良い?

はたらく細胞は子供教育におすすめ?勉強にならない?

 

はたらく細胞の子供の反応は?小学生にも人気?

小学生の間でも人気がありある小学校の司書が児童の依頼で「はたらく細胞」の図鑑を入れている所もあります。

子供はもちろん大人が観ても「血小板ちゃん」やアレルギーの抗原となる「スギ花粉」も愛くるしく可愛いという声も聞かれています。

はたらく細胞を「予防接種の必要性について」わかりやすく描かれているため注射が「痛い、嫌い」という抵抗感があっても小学生低学年でも理解できるお子さんが増えているように思えます。

家庭では性教育についてどのように話してよいか悩む親御さんも多いかもしれませんが、はたらく細胞では「性行為」「性感染症」「受精」などもわかりやすく描かれているため、低学年から学べる教材として良かったという反応もあります。

また、はたらく細胞にはからだの仕組みがわかる図鑑や学べるクイズなどさまざまな物が出版されていますので年齢などに合わせて選ぶことが出来ます。

 

はたらく細胞を観た医師・医療関係者の感想は?

実は医療関係者の間でも意外とはたらく細胞は人気を集めています。

医学的な知識があるがゆえに堅苦しく覚えていた医療用単語もアニメや漫画を観て今さらのように「なるほど!」と思わず口にしたくなるという声もあります。

くしゃみをロケット(くしゃみ1号)で表現しステロイドなどの薬物治療はロボットに見立てるなど医療関係者でも思いつきません。

はたらく細胞は海外の医師も面白く描かれていると絶賛するほどであり、日本でも現役の医師の先生方もとてもリアリティに描かれていると医師会報に記載されるほどです。

その記事はこちらを参考にしてください。

 

はたらく細胞を観た子供の反応は?(未就学児)

身体や病気のことを知ってもらうために幼児である我が家でも「はたらく細胞」をアニメや図鑑で見せています。

まだウィルスやばい菌が怖いらしく目を背けてしまう場合もありますが、血球や細胞たちのことはしっかり覚えています。

幼児はすり傷やたんこぶを作ることが日常茶飯事のため、白血球やばい菌そして血小板ちゃんが一生懸命戦ってかさぶたをこうやって作るんだねと話しています。子供は傷口を水で流す際も「バイバイ菌」と言ったり、「血小板ちゃんが頑張っているらかさぶたにさわらない」と教えています。

あるSNSではB細胞のバズーカをインフルエンザの予防接種と置き換えてウィルス退治をしようねと説明し納得する幼児もいます。親にとって予防接種がスムーズに出来ることは嬉しいですね。

未就学の幼児には「血小板ちゃん」も人気な様子です。血小板は、園児のような子供たちが頑張ってお仕事をしています。子供ながら立派に働いている姿を見ると子も親もとても親近感を覚えますね。

しかし、ウィルスや細菌を武器で殺すシーンや暴力シーンもありますので、未就学児は親が選ぶ必要がありますね。

 

はたらく細胞で身につく勉強法とは?

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ここではたらく細胞で身につく勉強方法について紹介します。

はたらく細胞のキャラと役割とは?

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はたらく細胞にはさまざまな細胞たちが描かれてきます。教科書で学より擬人化したキャラクターたちで学んだ方がとても効率よく学べます。

ここでは主にでてくるはたらく細胞たちのキャラと役割について紹介します。

赤血球(AE3803)

身体中を駆け巡り、酸素を身体の隅々の細胞に運び届け、肺へ二酸化炭素を運ぶことが主な仕事。

そして大事な栄養素(パンやオレンジなど)を各組織に運搬します。

1μLあたり成人男性で約430万~570万個、女性で約390万~520万個います。

ヘモグロビンを多く含むため赤髪のショートヘアに赤いリバーシブルジャケットと帽子。

細い毛細血管でも変形して通れるように、帽子の真ん中が少しへこんだ円盤状になっています。

実際の赤血球と同様なところがリアルに描かれていますよね。

AE3803はとても一生懸命だけどいつも迷子になってしまうちょっと愚かな新人の女の子です。

今日も肺に行かなくてはいけないのに腎臓に行って迷子になっています。

白血球(好中球)課 (U-1146)

外部から体内に侵入した細菌やウィルスなどの異物の排除が主な仕事。

好中球は血液中の白血球の半数以上を占める。

白血球の数は1μLあたり約3500~9500個います。

白血球は名前の通り全身白で描かれています。U-1146はとても真面目で迷子になっているAE3803を新設に案内するほど面倒見の良く礼儀正しいです。

しかし、病原体を見つけると、人が変わったように病原体に襲いかかります。

白血球たちは細菌やウィルスが増えると人間の身体が大変なことになることが分かっているため、血まみれになっても一生懸命排除することに使命感を抱いています。

そのため、細菌やウィルスを容赦なく攻撃する姿は他の細胞や赤血球などから怖がられています。

細菌である抗原を見つけると「見つけたぞ!抗原め~!ぶっ殺す!」全力疾走しお仕事する姿が素敵ですね。

そしてお仕事が終わるとばい菌に向かって「バイバイ菌」と言っている姿も面白いです。

また、病原体に反応するレーダーであるレセプターがちょっと滑稽にも見えます。

キラーT細胞(細胞傷害性T細胞)

移植細胞・ウィルス細胞・がん細胞など異物を認識すると高い殺傷能力で駆除・破壊することが主な仕事。

免疫を担当する血液細胞であり、キラーT細胞も白血球の中のリンパ球の一種です。

リンパ球は血液中にある白血球の20~40%を占めている。

ヘルパーT細胞の命令で現場に出動するリンパ球の精鋭部隊で「殺し屋」とされています。

キラーT細胞の一部がメモリーT細胞となることもあり、再び同じ病原体が出現した際に対策に備えることも出来ます。

体育会系でとても自分の仕事に誇りを持っています。

帽子に「KILL」と記載され黒い制服の筋肉モリモリ部隊はまさに米国FBIに似てますね。

病原体を見つけると「発見次第2秒で仕留める」日頃からも訓練されていますが、ヘルパーT細胞からの指令がないと出動出来ない融通が利かない部分もあり、自由に動けるNK細胞からは小馬鹿にされているように描かれています。

しかし、細胞同士が仲良くしていると羨まる一面もあり素直に「入れて欲しい」と言えないもどかしさがあります。

好中球課のように日常茶飯事のように出動していませんが、出動すると身体の中で異変が起きている証なんですね。

 

血症板

擦り傷などで血管壁などが損傷した際、損傷した箇所に血栓を作って傷口をふさぐのが主な仕事。

血液成分の一種であり一般的な細胞に比べて小さいです。

そのため体形や言動も幼稚園児のようにとても可愛らしく描かれていますが、細胞としての仕事は一人前に働きます。

白いキャップに血小板と記載され水色のTシャツを着ています。血小板のリーダーちゃんはホイッスルをもって他の血小板たちをまとめています。

他の細胞より、とても団結力があり一生懸命傷口を防いでくれる姿はとても微笑ましいです。

幼児のような血小板ちゃんたちがお仕事をしている時は「工事中」と標識を掲げ、通行人を止めてましたね。身体の修復は「安全第一」ですからね。

「運送係さんが致命的なミスで積み荷が降ろせず」AE3803やU-1146に助けられており可愛がられておりましたね。

 

マクロファージ

細菌などの異物を捕らえて排除したり、対象の抗原や免疫情報を見つけ出しヘルパーT細胞へ伝えることや赤芽球の育成もすることが主な仕事。

白血球の一種でもあり、死んだ細胞や細菌などを片付ける「掃除屋さん」とも言われています。

真っ白なエプロンドレスを身に纏い天使のような微笑みを浮かべる優しいお姉さんで描かれています。普段は、困っている細胞に声をかけたり迷子になっている赤血球AE3803が間違って脾臓屋に入ってしまい「気にしないで」と万遍の笑顔がとてっも素敵なお姉さん。

しかし、病原体が体内に入り戦闘態勢になると一変します。笑顔のまま斧や鉈などの刃物をリズミカルかつ楽しそうに振るい細菌などを排除していく様子は狂気のようにも思えます。

真っ白いエプロンドレスが血まみれになっている姿が一見ナイチンゲールのように言えますが、笑顔を忘れず楽しそうにかえって来る姿は言葉をなくす場面もあります。

しかし、身体の中で独自に活動し高原や免疫情報を見つけ出してくれるとても素晴らしい細胞です。

 

はたらく細胞の病気一覧で学べる?

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はたらく細胞は日常生活で起こりうる症状や病気についても1話ずつ学ぶことが出来ます。

医学書で読むとわかりりにくい知識をはたらく細胞たちが一生懸命教えてくれます。

ここではその一部を紹介します。

すり傷

表皮近くの血管に養分を運んでいた赤血球が突然、大きな音とともに地面がゆれと爆発が起こり血管の外壁が崩れた落ちます。大きな穴があき、赤血球たちがその穴に吸い込まれて落ちていきます。
一度、落ちたらもう二度とこの世界に生きて帰って来れません。

これが「すり傷」の始まりです。

ここから「黄色ブドウ球菌」「化膿レンサ球菌」「緑膿菌」などのさまざまな細菌たちが、増殖しようと侵入してきます。穴に落ちそうになり細菌に襲われそうになる赤血球は白血球に助けられます。

細菌と一生懸命戦う白血球たちですが傷口から飛ばされそうになる細胞たち。そこに血小板たちが現れ、GP1bを使い血管内皮細胞下組織に粘着し飛ばされないよう慎重に行動します。

血症板たちは凝固因子を手にすると、網のようなフィブリン液をつなぎあわせます。

これが「一次血栓」です。

外壁となる細胞の修理が終わるまでの間、フィブリンでグルグル巻きにされた白血球たちが傷口にギュウギュウ押しこまれ、穴をふさぎます。

これが「二次血栓」です。

水分も与えられない状態で3日くらいギュウギュウの同じ状態が続きます。

血栓が乾燥すると、最終「かさぶた」となります。

皮膚がすり傷しただけと思うかもしれませんが、血小板ちゃんたちが小さな身体で協力しあいながら大活躍します。

この話では止血の機能を学ぶことが出来ます。

がん細胞

変な姿をした細胞がいるということで細胞組織にやってきたNK細胞、キラーT細胞、白血球たち。細胞組織内をキラーT細胞は白血球と、NK細胞は一般細胞と、二手に分かれて偵察しています。

しかし、一般細胞の正体は、「がん細胞」

これが、「癌」の始まりです。

がん細胞は普通の細胞の遺伝子に異常がおこし増殖する細胞です。周囲の正常な細胞との境界を侵しどんどん増殖していきます。

がん細胞は炎症性サイトカインという物質を大量に放出するため、体中から栄養豊富な血液である赤血球が引き寄せられ、がん細胞の増殖に関与し生き抜いていきます。この状態が続くと体内のバランスがどんどん狂い変調を起こします。

がん細胞は正常な細胞が分裂する際のコピーミスによって、健康な人でも1日に数千個作られているといわれています。コピーミスによって生まれたがん細胞らはマクロファージたちの免疫細胞らに捕まったら殺されます。

この話ではがん細胞の誕生から死(がんの成り立ち)を学ぶことが出来ます。

細胞の失敗作として生まれ、どうあがいても殺される運命にあります。がん細胞の心情に突き刺さるものもあります。

 

心筋梗塞

飲酒や喫煙、暴飲暴食、ストレスの蓄積など不摂生が招いた結果、

それが「心筋梗塞」です。

心筋梗塞によって赤血球たちが酸素や栄養を運べなった結果、

体内は「心停止状態」に陥ります。

心停止状態に陥った体内が復活するために、心臓マッサージやAEDといった救命処置を施され、心臓が再び動き出します。さらにカテーテル治療が実施され、冠動脈を塞いでいたプラークを取り除かれます。血流が再開すると赤血球たちが、細胞たちが死んでいくのを防ぐため酸素を必死に運び回ります。

ここの話では心肺停止から救命処置による心肺再開が学べます。

現代医療の進歩の凄さが描かれています。

はたらく細胞シリーズでも学べる?

はたらく細胞で子供の教育に良い?キャラで受験勉強法とは?

はたらく細胞はいくつかのスピンオフやシリーズがあります。

年代や性別などでいろいろなことが学べます。

ここではその一部を紹介します。

 

はたらく細胞

24時間365日身体の中ではたらく細胞たちを描いています。

アレルギーが起きる仕組みや熱中症や食中読、風邪からインフルエンザまで日常で起きる症状を細胞たちがどのようにはたらき退治していくのかわかりやすく描かれているのが魅力です。

どんな状況であっても、はたらく細胞たちがそれぞれの使命感をもって頑張って働いています。そのはたらく姿がとても感動します。

 

はたらく細胞Black

ストレス・疲労の蓄積・寝不足・ED・水虫・胃潰瘍・円形脱毛症など現代社会のサラリーマンの体内で起きる身体の変調を忠実に描かれています。

社会人として抱いていた希望に満ちた会社ではなく、細胞たちにとっても過酷な「ブラック企業」を描いています。

性病や飲酒、喫煙がもたらす身体の変化をとてもわかりやすく描かれています。

体内で起きるさまざまな異変にも細胞たちが振り回されながら、自分の職務を全うするために何をするべきかも教えてくれます。

自分自身の身体を見直すきっかけとなるストーリーです。

 

はたらく細胞Lady

女性の身体で起きる生理、妊娠、出産、そして不調や病気をわかりやすく描かれています。

性行為の時に女性の身体にどんな変化が起きているのかを細胞レベルで描いています。

性行為が始まろうとすると、子宮内膜細胞がざわつき、乳房に血流が増加して乳管が揺れます。その際、マクロファージさんも一気に警戒します。水分不足であると血流が悪くなり、性交痛が起こりやすくなり、幸せを感じながらの性行為は、オキシトシンの分泌が増え、より受け入れやすくなります。身体は心と繋がっていることが、細胞の活躍からもわかりやすく描かれています。

男女問わず読んでもらいたいストーリーです。

 

はたらく細胞Baby

お母さんのお腹の中にいることから、出産、発育の過程で身体の中で起こっていることをわかりやすく描いています。

生まれてきた赤ちゃん細胞だって大忙し!

胎児に使っていた昨日は使えない上、生まれてから使える機能もあるけれど右も左もわからない。

目の前は見たことのないウィルスもいっぱい。

予防策はどうしたらいいのかなどをわかりやすくアドバイスしてくれます。

これから出産される家族や子育て世代にとても勉強になります。

 

はたらく細胞で子供の教育に良い?キャラで受験勉強法のまとめ

いかがでしたか。

はたらく細胞は年代や性別、病気またシリーズなどによっていろいろな方法で学ことが出来ます。

難しい医学用語も擬人化された細胞たちのキャラクターで覚えるのも一つだと思います。

せっかく勉強するなら楽しく面白く学ぶ方が効率が良く理解しやすいと思います。

子供教育だけではなく大人楽しむことが出来ますので是非、手に取って読んで観てみてください。

また、はたらく細胞の子供教育ではこちらも是非読んで見てください。

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