はたらく細胞は、からだの中の細胞を擬人化し、文字どおりそのキャラクターが働く姿を描いたアニメで今とても人気です。
実際の細胞のはたらきや病原体(ウィルスや細菌など)が医学的に忠実に描かれているため、身体の仕組みを学べるアニメとして高い評価を得ています。
しかし、はたらく細胞の人気の理由は学べるだけではありません。
24時間365日休まず元気に働いてくれる細胞たち。
白血球と赤血球、男女が出会う場面には知られざる細胞たちのドラマがあり、そこに恋愛関係なのかとても気になりますよね。
はたらく細胞の白血球は赤血球が好きなのか、恋愛関係なのか調査してみました。
はたらく細胞の白血球は赤血球が好き?
白血球は自分が犠牲になっても他の細胞を守ることに使命感をもっています。
身体の血液中の赤血球と白血球の数から、再会できる確率はほぼ0%に近いはず。
それでも赤血球(AE3803)が病原体に襲われているところを常に白血球(U-1146)が助けてあげることを繰り返します。
白血球と赤血球が何度も会うことが出来るのはやはりこの2人が運命の細胞だからなのでしょうか。
ここでは白血球が赤血球をどう思っているのか胸キュンするシーンから考察してみました。
赤血球の胸キュンするシーン:食中毒
胃袋の中を窓越しに見学する赤血球と白血球はデートしている姿はまさにカップルです。
お互いあまり意識はしていないようですが観ている方もドキドキしますね。
赤血球はいつも道に迷ってばかりで、周りの人や白血球(U-1146)に助けられてばかりいます。
淡い恋心が見え隠れしているようで応援したくなります。
赤血球の胸キュンするシーン:スギ花粉アレルギー
ステロイドのマシンが全ての細胞を攻撃しているときもさりげなく赤血球は白血球の腕を握っていましたね。
恐怖であっても信頼がないとなかなか腕を掴むことはできないですよね。
また、白血球はステロイドの攻撃を身を挺してまで赤血球たちを守っていました。
他の細胞であっても出来る事ではないと思います!
赤血球の胸キュンするシーン:血液循環
白血球がリンパ管で迷子になり病原体に攻撃されそうになる赤血球を救うために怪我をします。
赤血球は甘えてはいけない思い、体内をなんとか循環しようと試みますがドジ赤血球はなかなかすぐには成長しません。
心配した白血球が巡回として後ろからずっと付いて回ります。
好きでないとここまで出来ません。しかし、お母さんのような見守りでしたね。
また、キラーT細胞が赤血球を「無能」と言われることに白血球はかばっていましたね。
赤血球は自分なりに苦手なことを克服しようと頑張っている姿を褒められています。
そして、白血球は自ら赤血球に「お仕事を聞かせて欲しい」と依頼するということは関心や好意がない限り出来ませんよね。
実は赤血球も肺胞で酸素ガスを受け取る度に、白血球に助けてもらったことを思い出します。
相手のことを常に想っていないと思い出せないですよね。
はたらく細胞の白血球と赤血球は恋愛関係なの?キスシーンはある?
はたらく細胞に恋愛関係はあるのか気になるところですよね。
私たちの身体の中にもそんな恋愛関係があってもよいのかと思います。
ここではどのように描かれているのか考察してみたいと思います。
白血球と赤血球は幼馴染?
赤血球(AE3803)は幼少時代(赤芽球)の頃から迷子になる天然ぶりは変わらず。
ある日、みんなで細菌から逃げる避難訓練をする授業。
細菌が来たら近くの物陰にかくれんぼするミッションも、赤芽球は病原菌役の好中球さんから逃げることに必死なりまた迷子になります。
骨髄の中で迷子になった結果、緑膿菌に襲われそうになり赤芽球の大ピンチ!
この大ピンチに突然、白血球(U-1146)の幼少時代(骨髄球)が現れ助けられます。
骨髄球はまだ力も知識もないため緑膿菌に攻撃されてましたが、「自分の命を犠牲にしても他の細胞を守るんだ。俺はりっぱな白血球になるんだ!」必死で赤芽球を守る姿は立派な白血球でしたね。
骨髄球はまさに「白馬の王子様」ですね。主人公の赤芽球をピンチから救い、頼りがいのあるかっこいいヒーローだったのですね。
赤芽球はお別れの際に「また、会えるかな」と話しています。
骨髄球は照れくさそうに「わからない、わかんないけど、大人になって血管の中で働き始めたらどっかで会えるかな。バイバイ」と振り返りながら応えています。
幼馴染ではないと言え、幼少時代とはいえ観ていて胸がアツくなります。
その後、大人になってあっているのは幼少時代のお2人なのでしょうか。
白血球も赤血球も幼少期に出会った事を覚えていませんが、ちょっと運命を感じますよね^ ^
はたらく細胞の白血球と赤血球は相棒!
はたらく細胞は宿主の身体で起きている状態や病原体と戦うといった身体の中での攻防戦が繰り広げられるストーリ―です。
身体の血液の中では赤血球と白血球はとても重要な細胞です。
細胞のはたらきや役割に違いがあり医学的に交わることは出来ません。
しかし、同じ血液内の組織で働いており、大事なパートナーであることは変わりありません。
白血球や赤血球などどの細胞がいなくても人間の身体は生きていけません。
また、身体中の細胞には約37兆2千億個もの細胞が存在します。
その中で白血球(U-1146)と赤血球(AE3803)が日常的に出会うのも運命的な感じがしますよね。
常にお互いを意識しあい思いやる気持ちがとても伝わってきますよね。
実際の社会でもこんな気持で協力しあえると素敵な職場だと思いますよね。
はたらく細胞の白血球と赤血球には恋愛要素はある?
白血球と赤血球は恋愛心理学を自然的に活用しているのではないかと思います。
恋愛心理学にはいくつかの要素があります。
はたらく細胞はその中で以下の要素が入っていると思われます。
『単純接触効果』
お互い約束して会うわけではなく「なんだかよく見かける」「偶然出会うことが多い」「相手が視界に入ることが多い」など接触する回数が多ければ多いほどとても親近感がわきやすくなりますよね。
『ゲインロス効果』
白血球は標的がいれば使命感もって戦います。
普段、他の細胞たちから怖がられていますが実は相手を思いやりがあります。
赤血球はドジで間抜けなお茶目な女の子ですが、一生懸命さがとても伝わり周囲からは可愛がられ手助けしたくなります。
このマイナス印象がとてもプラス印象に見えるギャップがお互い魅力的に映るのでしょうね。
『吊り橋効果』
白血球と赤血球が合う時は何かしら戦闘になることが多いですよね。
恐怖や不安で心拍数があがっていることを、「この人といるからドキドキしているのだ」と脳が勘違いしているかもしれませんね。
相手が自分のことを意識しているかもしれないというシーンも時々出てきます。
男と女がいる世界は漫画やドラマであっても観ている方もドキドキしますね。
はたらく細胞の白血球は赤血球が好き?恋愛関係なのか調査!まとめ
はたらく細胞の白血球と赤血球の関係から2人の今後について考察してみましたがいかがでしたか?
はたらく細胞は身体の仕組みを勉強する上だけではなく、少女漫画やアニメとしての世界観も魅力的です。
白血球が赤血球を出会うことによって感情の思考が変化していることが言えます。
最初は「普通」の感情だったけれど赤血球と出会うことで「関心」→「好意」へと変化しています。
白血球と赤血球は細胞の種類が違うため、お互い交わる(キスシーンなど)ことはありません。
しかし、何度も再会するのは偶然ではなく必然であり恋愛要素がたくさんあるため2人の恋の行方についても期待したくなるのも当然ですね。
白血球と赤血球は恋愛関係ではなく血管内ではたらく血液の中での相棒でありベストパートナーだと思います。
お互いのお仕事を尊敬し、お互いを信頼・思いやる細胞同士であることから素敵な関係であると言えます。