時かけ魔女おばさんは何者?タイムリープ知ってる理由なぜ?

時かけ魔女おばさんは何者?タイムリープ知ってる理由なぜ? コミック

夏の青春映画といえば時かけを思い出し胸がキュンとなります!

様々な出来事が分岐して、過去に戻ったり未来からきたりとタイムパラドックスの辻褄が気になるほど魅了されます。

その”時かけ”の「魔女おばさんって誰?」「彼女は何者?」「タイムリープ出来るの?」「なぜ、タイムリープ知っている?」と囁かれています。

今回は、本作に登場する魔女おばさんは何者?タイムリープ知ってる理由はなぜかについて徹底解説していきます。

 

時かけ魔女おばさんは何者?

今回、アニメ版時かけに出てきた”魔女おばさん”と呼ばれる方の名前は「芳山和子」です。

主人公真琴の叔母として登場します。

彼女は博物館で白梅ニ椿菊図の絵画の修復仕事をしています。

姪がタイムリープを話題に出しても不思議に思う様子もありません。

姪の良き相談相手として登場しますが、姪に過去に戻ることなどついて意味深な助言をします。

ちょっと不思議な雰囲気をまとい浮世離れしたことから姪は魔女おばさんと呼んでいます。

そんな魔女おばさんこと、芳山和子は一体どのような人物なのか解説していきますね。

 

時かけ魔女おばさんはタイムリープの存在を知っている!

主人公が自転車のブレーキがきかず遮断器が降りている踏切に突っ込んでいくシーンでタイムリープします。

その体験を魔女おばさんに話すと、「それ、タイムリープよ!」とその存在を疑うことなく当たり前のように知っていますね。

また、「高校生くらいの年頃にはよくあることなんだから」とタイムリープを認めています。

叔母がこんな話をしたら、普通は

 

時かけ魔女おばさんはタイムリープについて忠告をする!

タイムリープ能力を身に着けた真琴は、二、三度寝の他にお小遣いや忘れ物、90分食べ放題、テストの点数、カラオケ、キャッチボールなど身勝手な理由でタイムリープを楽しんでいます。

やりたい放題、どんどんエスカレートしていく姪に魔女おばさんが冷静に指摘します。

「いい目見ている分、悪い目を見ている人がいる」

この言葉でクラスメイトのいじめに気付きます。

きっと、魔女おばさんには姪の過去や未来が想像出来ていたのでしょうね。

若い頃は、自分が楽しい事や目の前の利益になることばかり考えてしまいますよね。

姪が過度になり過ぎないように物事の善し悪しについてブレーキのかけ方をっしっかり教えてくれる叔母さんであることがわかります。

 

時かけ魔女おばさんはタイムリープを使える機会を与える!

付き合う前に戻ればいいのに、真琴なら出来るでしょ!

そんなひどいことできない?ちょっと過去に戻れるからってやりたい放題。今までさんざんやってきたじゃないの

真琴が千昭に告白され、揺れ動く乙女心にタイムリープ出来る機会を与えます。

揺れ動いている姪の心情をわかりつつも、自分の過去と照らし合わせながら助言をしていたのですね。

今までの3人の関係でいたい真琴の揺れ動く気持ちが青春の甘酸っぱさを感じます。

魔女おばさんもそれをわかっており、タイムリープが出来るならこの機会に使う選択肢を与えていることから叔母の優しさでしょうね。

 

時かけ魔女おばさんはタイムリープ知ってる理由はなぜ?

魔女おばさんこと叔母和子の部屋には若いころの写真がおいてあります。

実はこの写真、時かけの原作小説(筒井康隆)のもとになっています。

そのヒロインが芳山和子であり、彼女も時をかける少女です。

その叔母もどのような時かけであったのか紹介します。

 

時かけ魔女おばさんもタイムリープをしていた!

過去の魔女おばさんは理科実験室でラベンダーの香りを嗅いでタイムリープしています。

そして、未来から来た一夫と恋に落ちています。

タイムリープの存在を知り、「高校生くらいの年頃にはよくあることなんだから」という魔女おばさんも過去に何回もタイムリープをしていたことが伺えますね。

また、「いい目見ている分、悪い目を見ている人がいる」は自分自身がタイムリープ能力を持っている経験からこの名言は重みがある一言でファンからは人気です。

一夫との告白や再開など繰り返し何度も戻って自分の過去や周囲の過去を変えてきた失敗もあったのかと思います。

だから、姪にもタイムリープの使い方について助言する必要があったと思われます。

 

時かけ魔女おばさんも未来の彼を待っている!

彼女の仕事場には学生時代の写真とラベンダーが添えてあります。

彼女も20年前、切ない恋を体験し未来から来た青年一夫に「帰って来る」と言われずっと待ち続けています。

時間は待ってくれないと気づいている魔女おばさんは真琴にも「あなたは待つタイプじゃない。待ち合わせに遅れたら走って迎えに行くのがあなたでしょ。」と彼女の背中を押したのだと言われています。

しかし、大人しい性格で叶うか分からない再会をずっとまっていた魔女おばさんも後悔した経験があり、姪の性格がとても分かっているからこそ具体的にアドバイスしてくれたんですね。

今、会えて繋がっている姪に自分のような後悔はして欲しくないと思い、姪の背中を後押しを促す彼女の言葉の重みはとても深いと思います。

魔女おばさんの記憶が戻っているのかは明言されていませんが、薬学部から博物館に勤務して、絵画白梅ニ椿菊図の修復していることは、ラベンダーの香りを掻くことで記憶を戻していると考えます。

切ない青春時代を体験した魔女おばさんですが、「帰って来る」という未来の一夫にどこかで会えていることを願っています。

 

時かけ魔女おばさんは何者?タイムリープ知ってる理由なぜのまとめ

時かけ魔女おばさんは何者?タイムリープ知ってる理由なぜ?

時かけ魔女おばさんは何者?タイムリープ知ってる理由はなぜはいかがでしたでしょうか。

原作小説もアニメ版のヒロインもどちらも「未来で待っている!」ことにはかわりありません。

しかし、アニメ版の時かけは今まで公開されてきた女性とは違い、受け身の結末から走っていくという自ら行動起こす結末にアレンジされている所がとても魅力的な作品となっています。

時かけは、アニメ版だけでももちろん面白い作品です。

一度、アニメ版の時かけを楽しんだ後は、ぜひ原作小説の作品を触れることで魔女おばさんこと芳山和子の正体がわかり、タイムリープをしっている理由がさらにわかります。

原作でヒロインだった魔女おばさんや、彼女の体験した日々を知ることで、アニメ版の世界がより愛おしく感じられると思います。

明かされていないことはまだまだあります。

若さ溢れる青春時代のひと夏の物語に是非、時をかける少女を楽しんで観てください。

 

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